教えてほしいレーシック

レーシックとは、視力を回復させるために行う手術のことです。これまでの一般的なレーシックの手術では、まずマイクロケラトームというカンナのような役割をする機械を医師が操作することによって角膜表面をうすく削り、そこにフラップというフタを作ります。
この時に削れる角膜の薄さは160ミクロン程度で、そのフラップから今度は角膜実質層部分をエキシマレーザーで140ミクロン程度削る事によって、屈折率を変化させて視力回復をはかります。

この既存のレーシック手術の場合、カンナで削る時の若干の凹凸や歪み、またフラップを削る時の厚み、そしてフラップを戻した時にシワやヨレが発生する問題もありました。
そこで開発されたイントラレーシックの手術ですが、この手術では第1段階のフラップを作る段階に、コンピューター制御によるイントラレーザーを用います。これによって角膜フラップの断面の凹凸を軽減する事ができ、またフラップのつなぎ目も非常にきれいで安定しており、つなぎ目のシワやヨレを起こしにくいとされています。
さらにイントラレーザーでは、フラップ面を約90から100ミクロンという薄さで作成することができるので、その分角膜実質層部分を200ミクロン以上削る事ができ、より強度な近視の患者にも視力回復させることができます。

その後は既存の手術後と同じく、フラップを消毒した後元に戻しつなぎ目が安定するまで安静にします。この時もイントラレーシックでは切断面がきれいなので、安定がいいとされています。
このイントラレーシックの技術により、これまでレーシック手術に適合しなかった強度の近視の人も視力回復ができるようになり、さらには回復した視力の安定性も上がっています。これまでのレーシックでは約13パーセントの患者さんが再手術をうけているのに対し、イントラレーシックでは1%程度と、安定した視力が得られます。